オンとオフを明確に分けること
個人用と仕事用の連絡先を分ける
フリーランスがクライアントと信頼関係を築くためには、こまめに連絡を取る必要があります。しかし、プライベートに響くほど連絡に追われるのは禁物です。フリーランスは個人用と仕事用で連絡先を分け、オンとオフを切り替えることが大切です。さらに、1日の仕事を終えたあとはメールの通知をオフにしておく方法もあります。どうしても緊急の連絡が必要な場合は電話がありますし、メールの通知は切っておいて問題ないでしょう。通知を切っておかないと常に連絡が気になってしまい、オンとオフの境目が曖昧になりストレスが溜まる可能性があります。その日の仕事が終わったら仕事のことは考えないといった気持ち的・物理的な切り替えが、フリーランスを続けるための重要なポイントです。
休日を設定する
自由な日に働けて、働いた分収入アップも叶うのが、フリーランスの大きな魅力です。頑張れば頑張るほど収入として形になるので、休む暇があったら働きたいと思う人も少なくないでしょう。しかし、フリーランスを長く続けていくためには、あえて休日を設けることが大切です。会社員のように、たとえば土曜日と日曜日を休業日に設定するのもいいでしょう。固定休を設定しておくことで、クライアントとの予定も立てやすくなります。また、体力面で辛さを感じていてもつい頑張りすぎてしまうといったことを防ぐためにも、休日を設定することは大きな意味を持ちます。
人の集中力はそれほど長く続くものではなく、疲労が溜まるほど眼精疲労や脳疲労などさまざまな不具合を来すようになります。免疫力が低下して感染症にもかかりやすくなりますし、完全に体調を崩してしまうと収入が途切れることにもつながるのです。休みなく働くことは、こうしたフリーランス生命に関わるようなデメリットが増えます。あらかじめ休日を設定しておき、完全にプライベートを満喫するための時間を作りましょう。休日に仕事から離れてリフレッシュすることで、次の営業日への英気が養えます。
集中できる仕事場を選ぶ
会社員であれば職場という仕事専用の場所が用意されていますが、フリーランスになると仕事場も自分で考えなくてはいけません。コワーキングスペース、カフェ、自宅など、自分に合った場所で仕事ができるのはフリーランスのメリットの一つです。「自分以外の人がいない場所が捗る」「自分と同じフリーランスがいる場所だと落ち着く」「経費を抑えるために自宅で仕事をしたい」など、仕事場への思いは人によってさまざまです。仕事場選びは作業効率や生産性に直結するため慎重な判断が必要です。
どの仕事場でも見ておきたいポイントが、オンとオフを切り替えられるかどうかです。特に自宅の場合は、人によってはついリラックスしすぎて集中力を欠いてしまうという声も聞かれます。自宅で仕事をする場合は一室を完全に作業部屋にして、家族も立ち入らないように明確に区別するのもおすすめです。
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